柿渋抜き方法

① 陽の当らない場所に大きめのダンボールを置き
ビニール袋を入れます。

② 袋の底に新聞紙一枚を四つ折りにして敷き、
10〜15kgの柿を丁寧に入れます。

③ 柿の上に分厚い紙の束(約7cm=新聞2日分を四つ
折りにしたぐらい)を置きます。

④ 紙で包んだドライアイス約200gをその上にのせ、
中の空気を追い出し、袋の上部を捻って折り曲げ、
軟らかい紐(輪ゴムは避けてください)
でしっかりとくくります。

⑤ 2~30分で袋が膨れてきます。
その際一旦袋の口を開け、上部に溜まった空気を追い出して
、もう一度密封すると炭酸の濃度が高くなり早くあがります。

⑥ 渋抜き日数 
普通の渋柿=4~5日 
愛宕柿 祇園坊柿などの大型の柿=7日以上

留意事項 
① ビニール袋は穴の無い、分厚い、大きなものを使います。
② 痛みのある柿は、袋に入れない方が無難です。
③ 開封直後は炭酸ガスが柿の中に残っていますので、
舌がピリピリしますが無害です。
④ ドライアイスは一時間で半分以上蒸発することもあり
ます。できるだけ早くお使いください。
⑤ お持ち帰りの際、発泡スチロールの蓋付の小さな箱を
ご用意いただくと長持ちします。
  

商用のレシピではありませんが、
個人向けに柿の渋抜きにドライアイス
お使いいただく場合の使用方法です。
一回で農協系の出荷品の箱の倍以上を
比較的安全に渋抜きする方法です。
 
ドライアイスはアルカリ濃度が高くできて、純度も高いので、
焼酎で抜くよりも早くきれいに上がります。
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