ハッサク大福とはっさくゼリー


 
   
   
三原バイパスは東の郊外まで開通し、トンネルから出れば海が見える。
目の前に見えているのはしまなみ海道因島大橋で、自転車でも渡れる。
渡った先は柑橘の生産地なんだが、「村」おこしで「はっさくゼリー」を作り始めた。
   
   
   

  
  
 

 
 
 
 
これがなかなかの優れ物で、一度食べたら二度目がある。
丁寧に中身を取り出してゼリーで固めてある。
生産量が少ないのであまり見かけることはないと思うが、一度食べてみることをお勧めする。
ハッサクの苦さが上手に生かされて、フレッシュだ。
 
 
 
この商品とほぼ同時期に発売されたらしいのだが、最近になってブレイクした商品に「はっさく大福」というのがある。
 
 
 
 

 
 
 
 
珍しいことに、うちの得意先が製造元で、ローカルにブレイクしている。
たぶんローカルにしかブレイクしない。
何故かというと、冷蔵して保存しても賞味期限が製造日を含めて3日しかない。
製造も家内工業だし、生産量も限定される。
嗚呼ぁ良かっただな。
全国的にブレイクできないので私が食べる分は大丈夫。 
  
 
 
 


  
 

 
中身を視てもらうと事情が頷ける。
 
 
  
 

 
 
 
 
ゼリーの方は果肉に気密が保たれるが、大福の方は果肉が白あんで和えてあって、もろに浸透圧が掛かる。
実際に4日目に食べてみたが、少し苦みが出ていた。
 
 
  
 

 
 
  
      
ハッサクという果実は比較的作りやすく、そこそこおいしい。
しかし、甘みが少ないことと特有の苦みもあって値段が取れない。
そのハッサクを一手間も二手間もかけて上質のデザートに仕立て上げている。
通年で入手することはできないが、この時期に此方に来ることがあれば土産物にお勧めである。