今夜は十五夜




月を撮るためにカメラを持ち出した。
今年の夏は最悪だった。
雨降りが続き、青空は半分以下。
極めつきは土砂災害。



私の住む辺りはそういう意味では恵まれていて、昔からほとんどの嵐が避けてくれる。
雨降りも台風も、間際になって余所に逃げる。
地震も少なく、最近では高潮被害が一番大きな災害・・でしかない。
しかし、晴れ渡る空は久しぶりだった。



体感気温が高く、汗の量が多く、運動するにも雨続きでストレスの貯まる夏だった。
日記の更新も3月からしていないことに今さらながら気付かされる。
ネタが無いモンな。



アタマに貼り付けた写真の島影の上の方に四角い橋脚の上部が見えると思う。
あれは因島大橋の橋脚で、前回の日記のアタマに貼り付けた写真の遠景になる。
少しだけダイナミックなロケーションを感じてもらいたい。

ハッサク大福とはっさくゼリー


 
   
   
三原バイパスは東の郊外まで開通し、トンネルから出れば海が見える。
目の前に見えているのはしまなみ海道因島大橋で、自転車でも渡れる。
渡った先は柑橘の生産地なんだが、「村」おこしで「はっさくゼリー」を作り始めた。
   
   
   

  
  
 

 
 
 
 
これがなかなかの優れ物で、一度食べたら二度目がある。
丁寧に中身を取り出してゼリーで固めてある。
生産量が少ないのであまり見かけることはないと思うが、一度食べてみることをお勧めする。
ハッサクの苦さが上手に生かされて、フレッシュだ。
 
 
 
この商品とほぼ同時期に発売されたらしいのだが、最近になってブレイクした商品に「はっさく大福」というのがある。
 
 
 
 

 
 
 
 
珍しいことに、うちの得意先が製造元で、ローカルにブレイクしている。
たぶんローカルにしかブレイクしない。
何故かというと、冷蔵して保存しても賞味期限が製造日を含めて3日しかない。
製造も家内工業だし、生産量も限定される。
嗚呼ぁ良かっただな。
全国的にブレイクできないので私が食べる分は大丈夫。 
  
 
 
 


  
 

 
中身を視てもらうと事情が頷ける。
 
 
  
 

 
 
 
 
ゼリーの方は果肉に気密が保たれるが、大福の方は果肉が白あんで和えてあって、もろに浸透圧が掛かる。
実際に4日目に食べてみたが、少し苦みが出ていた。
 
 
  
 

 
 
  
      
ハッサクという果実は比較的作りやすく、そこそこおいしい。
しかし、甘みが少ないことと特有の苦みもあって値段が取れない。
そのハッサクを一手間も二手間もかけて上質のデザートに仕立て上げている。
通年で入手することはできないが、この時期に此方に来ることがあれば土産物にお勧めである。

人力検索かきつばた杯に酸化した。

http://q.hatena.ne.jp/1393057195

 
  
    
酸化って言ってる人がいるから酸化だって私も言った。
ああいうのは盛り上がるだけでも面白い。
 
 
    
お題は「群像」だけど、一つずつ人物像を書くのは時間や枚数が多くなりすぎる。
最初はシェイクスピアとか真似して舞台を決めれば何とかなると思っていたんだが、最大の問題は魅力的な舞台が設定できないことだった。
舞台は登場人物が作る。
そこで皆が知っている歴史を舞台に選んだ。
 
     
エンターテイメントだから、あんまり長いと読んでもらえない。
つかみも必要だから写真が手っ取り早い。
近場で絵を撮りに行ける場所が必然的に舞台になった。
   
   
あの場所は懐かしかった。
昔良く遊んだ山の中のお社。
「ありいさん」って言うんだが、標高は50m程度。
途中まで自転車で行って、山道を歩いて上がる。
近所のおじいさんがボランティアで道の補修をしていた。
セメントを持って上がるだけでもたいへんそうだったな。
おじいさんには「ネタに使う写真を撮りに来た」って言ったんだが、ちゃんと通じたかな?
 
    
昔はたくさん畑があって、上がり口の「肥えたぼ」に落ちたこともある。
今では畑が無くなって、傾斜地は草むらや林に変わっていた。
自動車が通る道があるところまでは家が建ち並んでしまっていた。
 
     
境内の笹林は昔と変わらなかった。
オヤジや曾爺さんの時代からずっと笹林だった。
かなり昔から笹林だったところにお社を建てたらしい。
後からオヤジが言うには、お社の左の笹が色が濃くてキレイなんだそうだ。
   
   
   

中国産のさばふぐはまずかった


    
    
    
今夜はてっちりで熱燗を楽しむ予定だったが、中国産のふぐはまずかった。

   
見てくれは良かった。
大きさほどほど、ツヤもあってお値段は格安。

  
だからというわけでもないだろうが、基準値以下の品質だ。
干物のような塩をうって、辛くてしかも古い。
確かに値段に釣られた自分も悪かった。
悪かったがしかし、あれで鍋物用なんだから腹が立つ。
 
  
全部食べといて言うのもなんだが、今後二度と中国産は買わない。
引っ掛かった方が悪いって事なんだろう。

  水底に 稲穂の宿る 黄金の


 「水底に 稲穂の宿る 黄金の」 タイトルの詩だが、たぶん正確に読める人の方が少ない。
「水底」は「みなぞこ」 稲穂は「いなほ」・・・変換してくれないソフトに頼るのが最近の流行り。
ソコの人、ちょっと調べて・・って携帯持ち出して恥ずかしくないんだね・・って言うだけ無駄かな。
 

 今宵は蒸し暑くもわずかに涼しくなった秋の夜を楽しんだ。
月も見える。
もうそれほど急ぐこともないだろう。

ここのところ、工事に掛かっていて、非常に忙しい日々が続いている。
蔵を一つ建て直すんだが、プロデューサーが私。
設計や設定から、環境整備や工事準備の作業、現場作業の雑用まで。
ルーティーンワークと平行して自分で・・誰か代わって欲しい。
工具や資材の融通まで倒れてくる。


先日は偉そうなことを回答したんだが、

http://q.hatena.ne.jp/1377891546#a1212521

実は宿題が溜まっていたのは自分の方だったという落ち。
昨日も作業終了後に重量ラックの概念設計で数時間。
結局完成できないで、業者に後を託した。
資料が不完全だったのと途中で設計変更したのが敗因か?
CADくらいやっとくべきだった。
・・ってできたらできたなりに仕事が増えそうな気がするのは気のせいではないような気がする。