月の写真を撮った

 梅雨時ではあるが、今月もまた満月が巡ってきた。
お天気がどうなるか気にしながら、今回選んだ舞台は前回と同じ海岸線の小さな神社。
幸いなことに雲に邪魔されないで撮影できた。
 
 

 
 
 これは夕方に撮影した雲海に浮かぶ月。
お堂の窓越しに夕焼けが美しい。
 
 

 
 
広い範囲だとこんな感じ。
好みが分かれそう。
 
 

 
 
 少し時間が経つと、辺りは夕闇に包まれる。
寂寞とした風情は私の好み。
板戸に隙間があるのが寂れた感じでなおベター。
 
実はこのお堂、雨漏りが激しく、建て替える直前の状態。
 


 

 
 明るいうちに撮影しておいたんだが、周囲の木がかなり切り倒されている。
工事の邪魔なんで切り倒したんだと思うけど、風の強い岬にある神社なので、新築されたお社の屋根が今年の秋の台風で飛ぶ可能性が高い。
もの知らずというか、常識がないというか、昔の人の知識が失われてきている。
それとも予算の都合かもしれない。
情けない限りだ。