満開のお花見 離島の桜

 二週続けて佐木島へ渡った。
離島の風はさわやかだった。
人出も多かった。
 
 向田の港から徒歩数分の花見のポイントなんだが、広島県では現時点でナンバーワンの質と量を備えた花見のポイントになっている。
アクセスが弱いので、人出がそれほどでもないのも嬉しい。 
 
 この島は花の好きな人が多く、至る所に小さなお花畑がある。
 

 
 佐木港から海岸線を北に数百メートルで自然海浜地区に出る。
佐木島との対岸で、数百メートルの海峡には
潮流に削られた奇岩が散見される。
対岸の小佐木島でも花盛りだった。
 

 
 向田の千本桜は実際には1500本以上あるそうなんだが、可憐だった。
 

 
 周囲が海に囲まれた離島の丘なので、花の隙間から海が見える。
 

 

 

 

 

 
 今日は花見の盛りなので、みんな嬉しそうだ。
 

 
 お地蔵さんも先週より上機嫌に見える。
 

 
 楽しい休日だったのだが、最後につまづいた。
何と、最終便のフェリーに乗り遅れてしまった。
逆アクションで因島の重井行きのフェリーに乗って(それも最終便)、そこから島チャリで約二時間。
道に迷い、犬に吠えられ、教えてもらいながらのトレーニング紀行。
深夜の島チャリは苦しかった。
 
 尾道渡船にたどり着いた時には足に来ていた。
そこから夜の二号線で度胸試し。
疲れたぁ〜〜。
 
 そこまで遅くなったのには訳がある。
夕日と桜の花のツーショットを撮ろうと日没寸前まで頑張ったからだ。
頑張った割にはそれほどでもなかったんだが、どうぞご覧下さい。
 

 
 島の桜は明るい光に包まれている。
潮風の吹き渡る異世界の花なんだ。