夜空の星を真正面に見上げながら

行きつけの風呂屋の露天風呂のベンチなんだが、晴れた日には寝そべって星が見える。
今の私には子供の頃教えてもらった北斗七星がどれなのかさえ分からない。
けれども、大空の大きさや広さを妙に限定的に実感できる。
雲までは1000mぐらいの時もあるし、5000m以上はありそうな時もある。
月に群雲、傍に見えていた赤い星は火星かもしれない。
月までは何千万キロもあるのかなとか思いながら、一辺が100mの空間がいくつ入るか暗算しようとしてのんびりと失敗する。
ここは大気の底なんだと実感できる瞬間に地球の拡がりが分かったように感じられて満足する。
ただ、昔はもっと星がたくさん見えたような気がする。
大気の汚染は確実に進んでいるようだ。
それが温暖化の原因かどうかは立証されていないが、星が見えないのがその時の私の最大の不満だった。
 
ファックスの誤作動から契約書を発掘する作業が発生した。
同時進行で連絡先を調べたのだが、結論として既に近辺からは撤退した会社だった。
 
販売代理店の名前を間違えていたせいで、全然違う会社を調査する
事になる。
日本テレコム」と教えられて調べていたら、どうもオカシイ。
この会社、企業防衛に失敗して買収されていた。
現在はソフトバンクテレコムになっているという所までは調べた。
しかし、ホームページをいくら調べてもファックスのリース販売をやっていた形跡が無い。
質問まで立てて調べてもスッキリしない。
http://q.hatena.ne.jp/1232548397
 
正解は「日本テレネットワーク」という会社だった。
おやじの覚え間違い。
 
本社は札幌。
NTTのお姉さんやリース会社にまで問い合わせてようやく連絡先が判明する。
 
しかし、電話が繋がらない。何時間も話中が続く。
ようやく繋がった電話に文句を言ったら、撤退したので営業が廻っていないから修理業者を頼んで費用が発生するとぬかしやがった。
それなら最初から買い取り契約にしてたってえの。
もっと安い所はあったんだから、おたくなんか使わなかったんだって・・・。
 
札幌の会社に修理業者を手配してもらうくらいなら自分で近所の業者に頼んだ方が遥かに安くつく。
この会社とは今後は疎遠になるだろう。
 
結局結果は変わらず。
忙しい中、自助努力する。
 
たぶんお掃除したら何とかなりそうだとあたりを付けて、クリーニングペーパーを買込んで、それとティッシュで部分掃除。
異音と異常作動は収まった。
 
今回は何とか部品交換無しで済みそう。
これ以上壊れてくれるなと祈りたい気分。
実はゴム部品の劣化が心配だった。
まだ三年目なんだけどね。
 
まだアナログの機械で良かった。
これがデジタルの機械だったらICのクラッシュまで疑わなければならないところだ。
便利になった分だけ心配の種が増える。
不透明な空に毒突きたくなった。
 
結論として今後はリース契約は極力避ける方針が固まった。
あまりにも高い勉強代だった。